１．エンジン始動
まず初めにエンジンを掛けます。この作業はすべてエンジン始動の状態で行います。
２a．エンジンアイドリング（911）
エンジンを完全に温めます。911においてエンジンが温まった目安は、アイドリング状態でオイルライン イン、アウトにオイルが廻った時、簡単には、手で触れて（軽く）熱くて触れない程度です。 かなり熱いので注意して下さい。
２b．エンジンアイドリング（964）
エンジンを完全に温めます。964においてエンジンが温まった目安は、アイドリング状態で右前方に有るオイルクーラーのファンが廻りだしダクトより暖かい風が出て来た時となります。温まる迄かなり時間が掛るので（30分～1時間程度）走行後アイドリング状態でテンプチェックした方が良いかと思います。完全に温めずにオイルを入れると「入れすぎ」の原因となりますので注意してください。
３．オイルテンプチェック
次にオイルテンプのチェックをしましょう。写真は911の場合です。
４．オイル量チェック
アイドリング時においてオイル量のチェックをします。
５．オイル補充
オイル不足分を補充します。入れすぎない様に少しずつゲージを見ながらオイルを補充しましょう。964はオイルの入りが悪いので溢れさせない様に気をつけましょう。自分で足す場合はオイル量は入れすぎるよりも多少すくなめの方が安全なので、今回はゲージの真中からアッパーレベル下1cmくらいまで入っていれば良いと思います。
６．オイル量の再チェック
最後にオイル量をチェックしましょう。
メーター上ではテンプ計で約真中レベル計で上の太いライン少し下となりますが、誤差が出ているメーターもありますので、必ずエンジンルーム内のオイルゲージでオイル量を確認してください。
最後に実際、オイルを入れすぎてエンジンを壊したという例もあります。
緊急でなければプロに任せた方が良いでしょう。