Maintenance メンテナンス

ブレーキホースについて[前編]

ブレーキホースが古くなるとどうなるのかご存知ですか?
経年劣化によりブレーキホースの中がどうなっているのか 気になりませんか?

交換したブレーキホースを切断して、その中を撮ってみました。 新品を切断して比べられませんが、ブレーキフルードの通っている穴が小さくなってしまっています。こうなってしまうと、ブレーキフルードの流れが悪くなってしまい、ブレーキの効きの低下、引きずり等の原因になります。 新しいと思っていても996の初期型で10年以上が経ちます。
もし、一度も交換されていないようでしたら交換をお勧めします。


一般のユーザーの方はBrホースなど、あまり意識している人はいないと思いますのでこんなこともあると言う事例を紹介します。
カシメ部の漏れなどはたまに有りますし、下回り点検の際に目視で確認できますがホースの中は確認できません。 長年使用しているとホースの中ではこんなことになっているのです。
911のBrホースですが上側がほぼ正規の状態で、下側が15年目のホースでした。 専門店で見てもらっていればブレーキの効きがおかしいとか分かったはずなのですが一般の修理工場では、「こんなものかな」で終わってしまったので しょう。
せめて10年もしくは10万キロを目安に交換をお勧めします


どんなご相談でもお気軽にお問い合わせください。 アルファーオートメカニック 048-754-5001